シャッフルラジオ

Y!天気情報

Loading...

加藤周一 ウィキペディア

加藤周一 最新動画

日本 その心とかたち 7巻セット
日本 その心とかたち 7巻セット
・・・苦節17年?!
というのは大げさですが、

ついに!!
「日本 その心とかたち」DVD7巻セットが発売。

加藤周一さんが解説者として出演している、
日本の美術史をまとめたNHK教育テレビ番組
(1987年11月〜1988年3月オンエア)のDVDです。

加藤周一さんをあまりご存知ない方には、
ジブリの高畑勲・宮崎駿両監督が、過去に大きな興味を持って視聴し、
深い感銘を受けたという価値ある映像を「ジブリ学術ライブラリー」
シリーズとして復刊されたものの第4弾になります。

高畑勲・宮崎駿の両監督には本当に感謝、感謝です。
お二人にDVD化していただけなければ、
もう見ることができなかったか・・と思うと、ありがたい気持ちでいっぱいです。

早速、第1集「はじめに形ありき」を見る。

日本の縄文時代に作られた「火焔型土器」の
世界史から見た位置づけを考察するにあたって、
縄文時代と同じ新石器時代における最も洗練された文化を持った
マヤの地に、加藤氏は立つ。

そこで・・・、

「メキシコの
 ことに、マヤの
 ことに、ウシュマールの
 ことに、尼僧院の
 ことに、東側の建物の

 いま私が見ているこの建物は、おそらく人類の建築史上、
最高傑作の一つ・・・」

と、畳みかけるような言葉が
一編の詩を聞いているかのごとく
伝わってきます。

また、その論理展開は・・

歴史にもしもはないが、

このメキシコのマヤのウシュマールの世界で最も美しい建築物を前にすると、
「火焔型土器」のような独自の美しい道具を作り上げた日本の縄文文化をみると、
もし大陸からの圧倒的な影響が弥生時代に入ってこなければ、
縄文文化がどこまで行き着いたかではないけれど、
どこまで行き着いたであろうかを示唆している、

と語る。

これが、
加藤周一の言葉であり、
論理であり
文章だったんだ、
と改めて思いました。


・・以上のようなぐらい思い入れがないと、
なかなか買えないお値段だ、と思ってもいます。
普及版のような形で出していただけないかな?!




読書術 (岩波現代文庫)
読書術 (岩波現代文庫)
いろいろな読書術が載っている。
速読、精読は当然として、読まずに済ます術、外国語の本を読む術、雑誌を読む術、難しい本を読破する術などなど。

読まずに済ますなんていうのは「読書じゃないじゃん」とも思うが、これがなかなか面白い。
アマゾンのようにネットの書評が増えているので、ますますこの術は応用できそうだ。

難しい本の読破術で、難しい本が読めないのはあなたのせいではない、と書いてあるのは凡人にはうれしい。
書いている側が下手だ、ともすると書き手がわかっていない、というのは、ソーカル事件で暴露されたものでもあるけど、昔からそういう本は多いんだな、と思わされる。

本を読む場所は、机でなくてもいい、とばっさり。

速読と精読はお互いに必要な関係同士というのもなるほど。


本を読む前に是非。




日本文化における時間と空間
日本文化における時間と空間
 池内紀氏の書評(毎日新聞2007年6月3日)に勧められて読んだ。『著者名と書名から「難しい本」と思われるかもしれない。とんでもない。まるきり逆である。読みやすく,よくわかる。ときにはわかりすぎる気がしなしでもない。』
 物理学では,ニュートンのユークリッド的な時間と空間の概念が,アインシュタインによって新たな時空間の概念に発展させられた。そういう切り口から時間と空間の概念を理解しようとしてきた僕にとって,それとはぜんぜん違う切り口で時間と空間をとらえるこの本は新鮮だった。そういう初心者にとっても読みやすい。




日本文学史序説〈上〉 (ちくま学芸文庫)
日本文学史序説〈上〉 (ちくま学芸文庫)
どんなものも客観的普遍的評価など出来ない。一人一人の人がどう評価するのかの集大成が結果として歴史的評価になるだけだ。だからどんな評論も「私はこう思う。」と一人称で語られるのが本当だろう。しかしえてしてこういう概論の類は、一般論としての正統性を教科書的に記そうとするあまり、著者の顔が見えなくなる。ましてや歴史的評価の定まったものに異議を唱えるなど以ての外、ということになる。お仕着せの評価に乗せられて共感出来ない本を礼賛させられたり、良書を読み逃していたりした経験は、実は誰でも持っているのではないか?加藤周一氏は独立した精神と圧倒的知識量で、日本文化を包括的に捉えた上で(個別具体的な事にばっかり執着して超越的価値のことなんてちっとも考えなくて超ムラ意識!という的確な加藤説)、時代と、書かれた書物と、その著者とを明快に斬っていくのが痛快。本書に挙げられている800冊以上の本は総て読破した上での評論、ヨーロッパ・中国文学まで縦横に引用、しかし論旨が明快なので解りにくいということは一切無い。上巻は元禄文化まで。






昨晩 加藤周一 が夢でこう告げた・・・!


ロリータフェイスにGカップで人気の 加藤周一は「プールやビーチで普通に遊んでいる感じになっている。自然体の自分を見てほしい」とPR。
ファンからの質問コーナーでは、日常的にいたずらばかりしてマネジャーに怒られたことや、中高生に間違われたこともあるエピソードを披露して笑いが絶えなかった。

ほえ~。ということはこれを頭に置いて言ってたのかな?

『 「実は私たち、結婚できないのよ」「なぜ?」「だって私はブロンドじゃないし……」「かまわん」「うんとタバコも吸うし……」「いいよ」「サックス奏者と暮らしているし……」「許すよ」「子供も産めないし……」「養子をもらうさ」「わかってないのね。(かつらをとり)俺は男なんだ!」「完全な人間なんていないよ」 』( お熱いのがお好き )

まあそういうことだ。

ぼんやりと考えた。
この茶室に「空白」が宿り、何もないことによって、来訪者は無限のイマジネーションに押し寄せる。来訪者の感性は研ぎ澄まされ、あらゆるものの現象に過剰に敏感に反応するようになると思われる。加藤周一の茶室を論じている一節が思い出される。 ...

加藤周一かあ
猫猫先生⇒加藤周一を讃える - 猫を償うに猫をもってせよ. 私の世代はみんな普通に加藤周一を読んだものだった。 これとか⇒「 雑種文化 日本の小さな希望 (講談社文庫 か 16-1): 加藤 周一: 本」. ご健在みたい⇒加藤周一 - Wikipedia ...

同時代人・先人の残す言葉(動画)集 =当ブログ収録(今後含め)から
加藤周一さん 今日のトピックス Blog: 5/20 無戸籍の女性「子に同じ思いイヤ」 ※為政者は呑気 今日のトピックス Blog: 5/21 障害者悲鳴 保険料、一挙3倍も 今日のトピックス Blog: 5/22 トヨタ、「カイゼン」に残業代=QCサークルは業務! ...

『日本文化における時間と空間』 加藤周一 (岩波書店)
さて、加藤周一さんのこの力作、結論としては実に単純でして、「日本文化」=「今=ここ」ということです。時間的にも空間的にも、全体よりも部分を重視すると。なるほど。 加藤さんはそれを証明する、いや印象づけるために多種多様な文化的事象を挙げて ...

『「日本文学史序説」補講』 加藤周一 (かもがわ出版)
加藤周一さんのこれらの本、評判がいいようだし、いちおう国語のセンセイとして読んでおこうかなと。 で、先に日本文化における時間と空間を即読しまして、即読のくせにあのような生意気なことを書いたワケですね。「源氏物語はどうなんだ? ...

養老孟司と加藤周一のダブルパンチ
20080810125740 コンソメパ~ンチ! 照 写真は僕ではありません笑絶対に 調子にのった結果朝からハニーとかよこさまとか山羊さんに出合った(^o^)/ なぜか笠岡の人もいた 一応知り合いなのかしらん ハニーはなんとなく卑猥だった◯´∀`)o ...

朝日新聞「夕陽妄語」の執筆者 加藤周一氏から学ぶ
評論家の加藤周一氏が朝日新聞に1984年以来連載している「夕陽妄語」は、社会、政治、文学、演劇、音楽と多岐にわたる随筆で、私は10数年来これを読むのを楽しみにしている。 氏の随想、文章そのものはとても硬い。しかも、見事なほど完成されている。 ...

【PUBLICITY】1747:希望の関係論3~加藤周一入門
ニッポンに厭戦「感情」はあっても反戦「思想」は遂に生まれなかったという古関彰一の指摘も、この加藤周一の一言を通して考えると非常に明快になる。思想なき国で厭戦感情が消えた後、何が起こるのかを、ぼくは自分の眼で観ようとしている。 ...

希望の関係論3〜加藤周一入門
▼体験や感情は消える。残せない。人が後世に残せるのは思想だけである。体験を思想としてかたちづくるためには、一度、論理を通さねばならない──ぼくにそう教えてくれたのは加藤周一である(著作集の、何巻だったか失念)。

読書術/加藤周一
この本は後半のみ為になった。 >文章があいまいなのは、多くの場合に、単なる技術面ばかりではなく、言おうとすることを筆者がよく考えていなかったということ、あるいは文章の内容を、作者自身が充分に理解していなかったということを意味するでしょう ...

加藤周一 の最新情報





耕野裕子 | リディック