可もなく不可もなく・・・おすすめ度
★★★☆☆
トッティは、実は馬鹿なの!?それとも単にイタリア語が難しいだけ!?
そんな感じを抱く一冊です。
ただしイタリアの文化やカルチョ(イタリア・サッカー)に興味がない人には、あまりお勧め出来ないかも知れません。
何故かと申しますと、おそらく内容が理解出来ず「???」と感じると思われるためです。
大きな見所は、本誌後半に掲載されている【彼女への手紙】。
【絶対にワザと書いているだろ】と思ってしまうほどのヘンテコな文章は、ある意味秀逸です。
ちなみに本国では、この本の収益金はすべて慈善団体へ寄付されています。トッティ本人の意向とのことですが、
自身が笑い者にされている本作品で得た収益金を慈善事業に寄与しようという姿勢は、人間として素晴らしいですね。
違った意味のインテリジェンスを求められる本おすすめ度
★★★★★
ガッツ本や長島語録と変わらないように思われるが、どっこい。笑いのツボの「ビミョーなところ」をくすぐってくれるのが、この本の特徴かもしれない。
ガハガハただたんに大笑いするだけの本に飽きてしまった大人の読者、もしくは、ちょっと斜に構えたサッカーファンには、最高の一冊だろう。
なにしろトッティに愛着が湧く。不思議だ。きらいだったのに。