脅威のサウンドクオリティおすすめ度
★★★★★
テレビアニメーション「あずまんが大王」のオリジナルサウンド
トラックである。
最近のアニメーションのサントラには使用されない、アコーステ
ィック音楽を使用した贅沢な構成。のんびりとした曲から、テンポ
の速い曲、意味不明な曲など曲の構成は様々。例えば「新学期」とい
う曲目は、一定の曲にアレンジを加えるという手法をとっている。
アニメーション中に使用される曲が殆どだが、一部アニメーション
を観てもあまり聴かない曲があった。(26、33、36曲目など)
更に、一部伴奏がアニメーションとは異なる曲もあった。(30曲目)
アニメーションを観ていないと、本編の音楽の魅力を感じること
は出来ないかと思うが、聴いていて楽しい気分になると思うので、
購入して損はない。
最後に録音音質について述べる。他のレビューにもあったが、音質
がとにかく良い。アコースティック音楽の躍動性や空気感などを
十分に感じられるようになっている。
ハイエンドオーディオの試聴盤としても一役買ってくれそうだ。
ラジカセやミニコンポより、なるべく高品位ピュアオーディオでの
再生をお勧めしたい。
おそらくこのサントラを聴くと、他のアニメーションのサントラ
の音質に疑問を持つくらい、音質は高い。
素晴らしい!!おすすめ度
★★★★★
「あずまんが大王」は前から好きで、BGMの方もかなり気になってました。
それでついにサウンドトラックを購入したのですが
兎に角素晴らしいの一言です。
アニメ版「あずまんが大王」のBGMは、映像の間を大事にしてか、かなり生の楽器に拘っています。
のんびりとした曲調もあれば、テンポの良い曲もあるのですが、
全体的に非常に難しい演奏のバランスになってます。
演奏されてる「栗コーダーポップスオーケストラ」の演奏の技術も凄いものですが。何と言っても、やはり凄いのは録音です。
最近のCDのバランスの悪い音とは比べ物にならない、生録音に近い感じで録音されています。
また「あずまんが大王」が好きになった逸品です(笑)
あ。曲数が多い。
おすすめ度 ★★★★★
あずまんがのTV版のBGMは、メロディとしては10曲くらいしか認識できない。でも、なぜこんなに?と不思議に思いながら聞いてみました。で、あ!納得。メロディの別バージョンが非常に多いのです。1年生編と2年生編で使い分けをしている場合がありました。ですから、同じBGMと思っていると大間違い。ひょろりーん、としたリコーダーが入っていたり、ほんの少しアップテンポになっていたり。うーん。奥が深いですね。まだ聞いたことの無い曲もあります。聞いて損はありませんね。おすすめです。
概要
あずまきよひこ原作の人気コミックをTVアニメ化した『あずまんが大王』のサウンドトラック盤。作品世界と栗コーダーポップスオーケストラの奏でる“ほんわか”としたサウンドがマッチしたアルバム。
いわゆるバンド楽器だけではなく、リコーダー、ピアニカなどさまざまなインストロメンツの音が入っているが、ほとんどがきちんと生楽器でレコーディングされているのは、このご時世ひじょうにぜいたくなこと。軽快でコミカルなサウンドの中に、作り手のこだわりや熱意がびっしりとつまった作品である。
<2>、<38>では上野洋子と伊藤真澄によるユニットであるOrange & Lemonsのボーカルがますます“ほんわか”に拍車をかける。(岡部啓一)