癒し系の原点おすすめ度
★★★★★
待望のDVD化です。二宮くんの初出演ドラマになります。
松本清張原作だけあり、ぐいぐい物語りに引き込まれて見れます。原作も読みましたが、原作よりもドラマのほうが数倍好きです。原作よりも、ハナと多吉の関係がとても純粋。忘れかけていたピュアさがここにあります。
最後の最後まで展開がわからないし、田中美佐子さんの迫真の演技、それに答える二宮君のピュアで繊細な演技、癒し系演技の原点がここにあるきがします。
個人的には最後のシーン、長塚さんの演技にやられました。
何度見ても感動できる考えさせられる、大好きな作品です。
待望のDVD化!
おすすめ度 ★★★★★
二宮君を初めて観たのがこのドラマでした。当時「いい子役が出てきたな」と思っていたら、音楽番組に出演していて「アイドルなの??」と驚いた記憶があります。現在も目覚ましい活躍をしていますが、すべての原点はこの作品にあります。言うまでもありませんが、物語も共演者も素晴らしいです。
概要
1998年元旦、TBS系で放映された田中美佐子・二宮和也(現・嵐)主演のスペシャルドラマ。原作は、松本清張による同名の傑作ミステリー。映画『硫黄島からの手紙』で世界に通ずる演技力の高さを知らしめた二宮の初期主演作であり、撮影当時14歳だった彼が、早くも才能の萌芽を見せつけた作品。純朴な多吉少年のイメージのままに、坊主頭で臨んだ二宮の姿は清冽で初々しい。妖艶な女性に導かれ、少年から男へのステップを踏み出す多吉の表情は実になまめかしく、スリリング。
時は大正15年の盛夏。勤勉な少年・多吉(二宮和也)は、伊豆山中で酌婦のハナ(田中美佐子)と出会う。自堕落なハナと共に旅を続けながら、多吉は大人への扉を開いてゆくが…。危うげな色気で少年を戸惑わせるハナ(田中美佐子)の魅力は、筆舌に尽くしがたい。(みきーる)