松本潤、小栗旬、成宮寛貴、松山ケンイチ、ウエンツ瑛士、…と今やそれぞれ主演格となった俳優たちが生徒役で出演。その中でも沢田慎というカリスマ性のある人物を、原作以上に魅力的に、より深みを出して魅せる松本潤の演技力は秀逸!彼の演技なしにこのドラマは有り得なかったと思わせる輝きを放っている。笑って泣ける、完成度の高いドラマです。
偉大なるワンパターンおすすめ度
★★★★★
このドラマの毎回のあらすじを追いかけていくとだいたい次のとおりになる。
1.ヤンクミがギャグシーンを作り、生徒や他の教師が巻き添えに遭う(すべるギャグも多い)。
2.生徒の一人がトラブルに巻き込まれるか誤解をされて被害を受ける。
3.その生徒が先生たちに誤解されて退学の危機に陥る。
4.そのことを知った他の生徒が‘お礼参り’をするが逆にボコボコにされる。
5.事情を知ったヤンクミが現地に人間ワザとは思えない超スピードで急行し、いとも簡単に、それも人間ワザとは思えないほどの怪力で一網打尽に敵を滅ぼす。
6.ヤンクミがもう一回ギャグシーンを発生させるが周りはシラけ、エンディング突入・・・。
時にはゲストが出てきて、このパターンを少しかき混ぜるが、だいたいは同じ。そしてこのパターンは次のシリーズでもほとんど同じ。
このドラマを見ていて、ふと思い出したことがある。あの「水戸黄門」だ。毎回、毎回同じパターン。それでも受ける絶大な支持。いつしか水戸黄門は「偉大なるワンパターン」と呼ばれるようになった。私はこの言葉をそのままこのドラマに捧げたいと思う。
このドラマは05年版でも面白いと思うが、それでもどちらを選ぶかと聞かれれば私はこのシリーズを選ぶ。ここでは、松本潤や小栗旬ら生徒のキャラがいいのと、05年版では刑事を敵役にしてしまったことがいやだったからだ。
ごくせん第一弾!!おすすめ度
★★★★★
第1話は熊井がメイン。集金袋の盗難が発生!!熊井が犯人扱いされてしまうが・・。
第2話は南がメイン。付き合ってる彼女がいるが、とんでもない罠だった・・・。
第3話は内山メイン。進路問題が巡る中、学校を辞めて働く決意をする中、ある事件が・・・。
こんな所です!!
感想としては、第1話は、熊井も最初は突っ張っていたが、少しずつ変わっていきましたね。何よりも第2話は今時の学生に見せてあげたいお手本話ではないかと思います。それと、第3話は親との関係・進路問題で改めて内山の思いやりさが見所です!!
特に第2話においては、今回の一件で南自身も反省したのではないかと思います。現実でも言えることですが、特に無闇やたらにナンパしたり、女性との付き合いの際、チャラチャラしたような女に関わると、とんでもないことが起こります!!(俺の女に何すると言わんばかりに・・・)こうなる事態を防ぐためにも、特に悪さしてる男と仲が良かったり、あるいは、つるんだりしてるような女・素性の分からない得体が知れないような女には関わらないことです。後無闇やたらにナンパなんてしないことです。
とにかく相手は冷静に選びましょう。現実でもきちんとした異性との交流&付き合いをしていくことを切に願います。
第3話は優秀ぶってた男子生徒が動物虐待してるシーンは、正直見てて苛々しましたね。
「成績が良い≠人間としての常識がある」ですので人間としての常識さやモラルが、視聴者に伝わればと思います。
2よりもこのシリーズ!!
おすすめ度 ★★★★★
KAT-TUNの亀梨や赤西が出てたのより、断然こちらの方がいいです。松本潤は好きではないのですが、彼の演じる沢田慎はかっこいい!!松潤の演じているもので、唯一好きなキャラクターです。仲間由紀恵も美人なのに、ぶっとんだ演技や勇ましい台詞などがとても様になっています。他の脇を固める俳優陣も皆大好きです。やんくみみたいな先生がいてくれたら、とても毎日が楽しいでしょうね。原作も好きですが、ドラマはドラマとして楽しめました。
概要
森本梢子のマンガ作品を原作にTVドラマ化、2002年に日本テレビ系で放送された熱血教師コメディ。白金学院高校に赴任してきた新米教師、山口久美子(仲間由紀恵)。三年D組の担任に決まるが、そこは問題児だらけのクラス。初回のホームルームから完全に生徒達になめられるが、実は本人はまったくびびってなどいなかった。なぜなら、彼女は大江戸一家組長の孫娘だったのだ。組の部下たちが久美子を四代目にと期待する中、本人ははみだした生徒達の担任として生きることを決意、やがて彼らも久美子に心を開いていく。
物語の枠組みそのものは熱血ドラマだが、「トリック」で開眼した仲間由紀恵のコメディエンヌぶりが全開、まさに泣いて笑える上質の喜劇に仕上がっている。実際放映時もその人気のために、近年では異例の放送回延長がなされたほど。(田中 元)