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+ 夜会 VOL.13 24時着 0時発 +

夜会 VOL.13 24時着 0時発

中島みゆき
おすすめ度:★★★★★
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詩紡ぎ人−中島みゆき
おすすめ度 ★★★★★

いつの間にか眠ってしまった主人公、この設定は第三回目の夜会『邯鄲』に似ていると思いつつステージを観ていたが、最後はこちらがいつの間にか涙していた。『みゆきの詩に手が届く』との言葉でスタートした夜会が遂にその最高点に到達した。アイロニーとしての『リゾート・ラッシュ』、何かに躓いて立ち止まり、ふと人生をどう生きていけば良いかと自問自答する『我が祖国は風の彼方』(この祖国とは個人的には人生の目標のことであると思う)、『帰れない者たち』から託された『命のリレー』、そして誰かが辿り着いてくれればと願いつつ流れに身を委ねる『サーモン・ダンス』。何よりも象徴的なのは登場人物の2つの名前である。灯と蔭、1つの対象に光りを充てる方向によりその像は2つになる。1つでありながら同時に2つの面、判っているようでありながら実は何処かで見落としがちな平凡な事実。それを表現したオープニングの『サヨナラ・コンニチハ』中盤で謳われる『メビウスの帯はねじれる』全ての楽曲が詩と身体を通したアーティスト中島みゆきによる素手でたたき付けてくる文字どうり『言葉のロックン・ロール』そのものである。個人的に毎回注目する点の1つにカーテン・コール時のみゆきさんの表情がある。八回目の『問う女』では凜とした表情で背を伸ばし前を見据えたまま畔道のステージから客席を通って退場、十回目の『海囁』では瞬きもせずに客席の一番後ろを見つめたまま『フロンティア』を歌い、今回はカーテン・コールで『サーモン・ダンス』を踊り終えたみゆきさんには笑顔があった。けれどもそれは単なる感謝の表情だけではない。「私から貴方へ託した言葉のリレーを受け止めていただけましたか」との宿題でもある。その後のアルバムに今回の夜会が大きな陰を落としているのは言うまでもない。かつて海外の評論家の一人がこの『夜会』を観て、エディット・ピアフやイベット・ジローのようにロングラン・リサイタルの出来るアーティストと評したが、それはシアター・コクーンの空間がなせる技を中島みゆき自身が最も熟知していたからであろう。『夜会』は今、コクーンから羽ばたいた、次へと続く言葉のリレーのために新たなる地を目指して。



私もてこを元に戻して再生しよう
おすすめ度 ★★★★★

実は「中島みゆき」について詳しくないのです。夜会を見るのもこれが最初。まず「宮沢賢治」を思い出しました。似ている。と思ったらやはり繋がっている作品だったのですね。
後半に向かって盛り上がる構成や綺麗なメロディなど意外と見やすかったし何度も見ようという気になりました。
私も困難に当たったらてこを元に戻して別の回路へたどり着き、そこで再生しようと思います。



「最後の最後、なぜああいう風に編集したの?」
おすすめ度 ★★★★★

「最後の最後、なぜすごいブレた状態で停止っていう編集したの?」

そう思った人は多分相当数いると思うのですが
答えは単純。
撮影日に限って、最後の最後、ダンスの決めのところですっころんじゃったのでした。



2006年の大阪公演も凄かった。
おすすめ度 ★★★★★

夜会のチケットは取るのが本当に大変。
まして関西からのチケット争奪戦は厳しいものがあるし、
仮に取ることができても、交通費・宿泊費と莫大な費用がかかる。
それまでの夜会はほとんど行くようにがんばってきたが、
あの抽象的なウィンターガーテンを2年とも見に行ったけど、
あんまし観念的で難解だし、チケット争奪戦も東京行きの費用も重くなり、
もう夜会はいいやと思って13は見に行かなかった。

のにのに、なんやこれは!ほとんど歌いまくりやないですか!
しかもいい歌が多い!こんなんやったら無理しても行くべきやった!

ストーリー的にはまだしっくり来ないところはあるのですが、
でもみゆきさんの迫力に心から脱帽です。
サーモンダンス、無限軌道など、これぞみゆき節って感じです。
いつものことだけれど、CDで聞くよりこのライブ盤の方が
臨場感もあって迫力も伝わるし、ずっといいと思います。

下の人が書かれている通り、今回は別撮り映像がなく、
舞台の生の記録だったのも新鮮でよかったです。

2006年は大阪公演も実現し、運良くチケットを取ることができ、
堪能させてもらいました。若干の変更はありましたが、
基本的にはこの公演の流れと同じで、大感動でした。
その興奮を、このビデオで何度も反芻して、次につなぎたいです。



コクーンでのラスト夜会に相応しい作品
おすすめ度 ★★★★★

ファンでさえもそのチケットが入手困難な公演『夜会』。
その第13回公演(2004年)「24時着0時発」のDVD化。
そしてこれが第1回目から第13回まで夜会を公演していた劇場「シアター・コクーン」での最後の映像作品。

これまでの夜会のDVDは、作り手が観る側に解りやすいように配慮したのか?所々に舞台以外のロケ映像が含まれており、
それが逆に邪魔になり、舞台の臨場感や劇場の空気感を失ってしまった残念な作品が多かった。
だがこの「24時着0時発」のDVD作品は舞台オンリーの映像を使い、ハイビジョンで撮影された映像も綺麗で音質もかなり良く、
十二分に「劇場で観てるような感覚」にさせてくれる。
20数曲全て(二隻の舟以外)が書き下ろしという贅沢な楽曲に彩られながらノンストップで繰り広げられるストーリーは、
そんじょそこいらの映画より面白く引き込まれる。
鮭が出てくる話を中島みゆき以外に誰が考えつくだろうか!!(笑)
「サーモン・ダンス」の太ももダンスは必見!!
なお、本公演をご覧になってない方は、ブックレットにはストーリーが書かれているので、
読む前の先入観ないままでDVDを1度観て、観てからブックレットを読むと「そうだったのか!」と、1粒で2度美味しい楽しみ方ができます。
歌詞テロップも設定できるので、2回目に観る時にはテロップを出しながら観るとより解りやすく楽しめますよ。
夜会のDVDはたくさん出ているので、どれか1枚買うとしたらこの作品をオススメします!

この「24時着0時発」の楽曲をニューレコーディング収録したアルバム『転生』もぜひ。
舞台とはまた違った顔の楽曲達に会えますよ!


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マトリックス 中島みゆき 仲間由紀恵