以前から上手いなぁーっとは感じていたんですがある日、サッカー日本代表の国歌斉唱をされてる姿を見て一瞬でファンになってしまいました。力強く、そして透き通るその歌声によって選手はとても鼓舞されたことと思います。他のレビュアーの方同様にもっと沢山の人に彼女の歌を聴いて欲しいと思います。永遠に歌い続けてもらいたいアーティストですね。
音と楽曲の素晴しさおすすめ度
★★★★★
島谷ひとみというと、その歌唱力について評価されがちですが、今回のアルバムはそれよりもむしろ楽曲の素晴しさが際立っています。
もちろん素晴しい歌唱力とともに、アルバムのコンセプトである“春”を感じさせる温かみのある歌声を披露してくれています。
しかし、このアルバムは何と言っても“楽曲”です。
出来る限り楽器の生演奏にこだわった音をベースに一曲一曲を丁寧に作り込んだ楽曲のクオリティの高さ、
それを抜きにこのアルバムを語る事は出来ません。
数年前から“crossover”というものを打ち出し挑戦してきた事が楽曲の幅の広さ、アレンジ力の格段の向上に大きくプラスに作用し、
今回のアルバムの楽曲の素晴しさに繋がっているのだと思います。
爽やかさを感じるM01、02、03、ロックのM04、ホーンセクションのアレンジが新鮮なM05、crossoverの代表曲M09、異国情緒溢れるM10、12、13、ピュアなバラードのM11など、
まさに“何色にも染まらない”島谷ひとみの多彩な楽曲が楽しめます。
そんな中多くの楽曲に共通しているのはcrossoverを象徴するストリングスのアレンジがなされている事。
島谷ひとみの歌唱と同時に、是非“音”と“楽曲”も楽しんでもらいたい作品です。
ほんとにそうか?
おすすめ度 ★★★☆☆
島谷ひとみは歌がうまい。ほうとうにそうか?
大いに疑問だ。何かに踊らされているんじゃないのか?
その歌から特別なものはなにも伝わってこない。
島谷ひとみの歌を聴いて心を動かされたことがない。
もっとハートに響く女性ボーカルは星の数ほどいるだろうに。
私はそう思う。皆が声を揃えて持てはやすのはどうも不自然な風を感じるんだよな。