原作とは一味違った面白さがあり、気付くと繰り返し観ているんです。DVD-BOXを買って初めて回によって演出者が違うことを知りました。そんなところを意識した見方もまた面白く、サウンドトラックのCDとともに手離せなくなりました。玉木さんの出演作品って何故かクセになるのが多いんですよね。あとからくるんです。何度か観てみると、あのちょっと大げさなお芝居がセリフとともに、頭から離れなくなってしまって…。このDVDはコメンタリーといい、インタヴューといい、かなり楽しませてくれました。アジのフライやかりんとうを食べた人も少なくないのでは?ジワジワと永く楽しめる、良い買い物でした。
持っていることがうれしくなるDVDです。おすすめ度
★★★★★
ドラマも見ていたし、録画もしていましたが、映像特典などを楽しみにして購入しました。
DVD−BOXは正直、期待以上のものでした。ブック型におさめられているDVDはドラマで重要な役割を果たすものがデザインされていて、しかも6枚目のDVDを取り出すとそこには・・・・思わずくすっとしてしまうような仕掛け。コメンタリーもすごく楽しくて、このドラマにかかわった全ての人が、このドラマを愛して楽しんでいたのだなと感じられます。
個人的には、いろいろ考えることがありました。たとえば玉木さんさん演じる「小川先生」と綾瀬さん演じる「藤原くん」の不運つづきの人生に対する感受性の対比の面白さ。それがどっちもありなんだなって感じられるところ。これからも見るたびいろいろいろな感想が浮かびそうです。手にして良かったと心から思うことができるDVDでした。
何度観ても楽しめます!おすすめ度
★★★★★
特典映像で、リチャード役の児玉清さんが、
このドラマは何度も繰り返して観て欲しいとおっしゃっています。
まさしくその通り!
何度観ても楽しめる、スルメのようなドラマです。
観れば観るほど、味が出る。
よって、DVDを買う鹿ない!
『鹿男あをによし』ファンの方、
一度でも『鹿男あをによし』を見たことがある方、
出来るだけ多くの方にDVDを購入して欲しいと思います。
必ず満足出来ますよ!
個人的に特に良かった点は、
特典映像中で、児玉清さんの『鹿男あをによし』に対する想いが聞けたことです。その情熱に感動し、このドラマがますます好きになりました。
見れば見るほど、奥が深い作品
おすすめ度 ★★★★★
鹿男あをによし DVD-BOX ディレクターズカット完全版
こんな秀作なのに、何で視聴率があまり良くなかったのかな・・・
このドラマは親子でも楽しめて、家族で推理し合いながら見てました。
全体的にまったりとしたファンタジーな感覚が好きな人は最後まで見続けたんだろうけど、
非現実的な内容に違和感を感じ、途中で見るのをやめてしまった人もいたんでしょうね。
1話を見逃すと、わからなくなる程、緻密な濃い内容なのでじっくりと見たい作品です。
玉木君は見事に「のだめ・千秋」を消して、鹿男になりきってましたね!
この役の為に肉断ちして、10キロもダイエットして、草食に徹していたそうです。
そのやり通す意思の強さは立派だと思います。
あと、最終回の児玉さんのあんな演技もめずらしく、笑いを誘います。
また、特典も充実していて見応えがあります。特に出演者のコメンタリーは、聞いててとても
面白くて楽しめました!
高視聴率が良いドラマとは限らない。と、頷ける秀作です!是非、再放送してほしいです。
「現代人が人間として大切なことを忘れてしまったから事件が起こるんだよ」
と、鹿が教えてくれる深みのあるドラマです!
概要
2008年1月~3月、フジテレビ系で放映された、玉木宏主演のファンタジック・コメディー。共演は、綾瀬はるか、多部未華子ほか。原作は、万城目学による同名の小説。なにをやっても裏目に出てしまう教師が、奈良公園の鹿の命を受け、日本を守るべく奮闘する物語で、玉木の健気な“運び番”ぶりが楽しい。奈良の町を舞台に、“鎮めの儀式”、“使い番”など、日本古来のテーマと現代の学園生活が交錯する様子が興味深い。また、主人公を助ける“藤原くん”は、原作とは異なり女性キャラクターとして綾瀬が好演、ドラマ化ならではの新しい魅力を引き出している。――奈良女学館の理科教師・小川孝信(玉木)は、自他ともに認める不運な男。生徒たちには、“鹿せんべい”と呼ばれる情けなさ。そんなある日、彼は奈良公園の鹿にとんでもないことを命じられ……。(みきーる)