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宇宙の騎士テッカマン DVD-BOX

森功至
おすすめ度:★★★★★
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うーん、なつかしい!
おすすめ度 ★★★★☆

当時はあまり興味なかったんですが、今こうして観ると新鮮です。かなりハードSF色が強くて、宇宙空間の戦闘描写に当時放映が終わったばかりの旧「ヤマト」の影響がチラホラ。「地球が荒廃して寿命はあと3年、しかも異星人が侵略してくる」というハードな設定もそれっぽい。ただディティールのツメは案外甘い、というか強烈なご都合主義。

「長官からぺガスをもらった南城二」
       ↓
「城二は偶然ぺガスのテックセット機能に適合した特異体質だった」

「太陽系に攻め込んできたばかりのワルダスターが次の回で突然、
 城二達のいる宇宙開発センターに侵略ロボットを送り出しきた」
       ↓
「そのロボットを倒したらミュータントのムータンが飛び出してきて
 偶然アンドロー梅田と同じサンノー星出身だった」

…なんてことやったらハードSFの説得力ないでしょう。やはり笹川ひろし監督は壮大な話を御しきれなかった感が強い。下の人が書いてた友好平和にきた宇宙人の乗る宇宙船を誤って城二が破壊しちゃう話なんかは傑作だが、かなり特殊な例外。
大きな見所は、アンドロー梅田の複雑なキャラクターだ。異星人でありながら地球のために戦いつつも最終目的は自分の星に帰ることであり、攻撃的な城二とは対立を繰り返し、何度も裏切ったりしながら友情を深めていくくだりはじわっと感動的。ルパンの時ほどはしゃがずに手堅く脇を固める山田康雄の演技がとても味わい深い。
結局テコ入れで後半「ガッチャマン」の鳥海永行監督に交代してからは一転してアクション中心となり、鉄獣メカばんばんで子供キャラも出てきて気楽に楽しめる回が多くなった。「対決!ぼうけん少女」や「ボルテッカ三段返し」なんか単純に面白い。それでも視聴率は振るわなかったのか2クールで打ち切り。その最終回がまた泣ける!
名作「ガッチャマン」や「キャシャーン」に較べるといろいろ弱点は多いが、魅力ある作品だと思いますよ。



今思い返せばかなりハードSF
おすすめ度 ★★★★★

細胞にある種の波長を当てて共振を起こさせ、そのエネルギーを鎧で閉じこめることで、一人で宇宙船団と互角に戦える超人テッカマンを作るシステム。テックセットしテッカマンになるたびに主人公の生命を縮めていくこのシステムを使って、父親のかたきうちをする主人公。テッカマンのかっこよさに惹かれて気がつかなかった、ハードな部分が今見返すと見えてきます。



タツノコアニメのシリアスSF
おすすめ度 ★★★★☆

 中世の騎士の鎧の様なスタイルで、宇宙空間で悪と戦うテッカマン。
 敵は「ワルダスター」といういかにも悪そうな名前で、主人公は彼らに両親を殺された。相棒はアンドロー梅田(アンドロメダをもじっている)、金髪アフロヘアーで、テレポート能力がある。

 衝撃的な1話がある。それは、テッカマンがワルダスターと勘違いして(または見誤って)一般人の乗った宇宙船を爆破してしまい、生き残った少年がテッカマンを憎むというような内容でだった。つまり、幼い日の主人公と同じような立場になったということ。うーむ、子供番組にしてはかなり暗い話だ。シリアスすぎる。こういうところがタツノコのいいところでもあるのだが。

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