街外れの店は「当り」だった。 おすすめ度 ★★★★★
全二巻で、本書で完結。
本格的な美味いコーヒーを飲ませてくれる喫茶店は少なくなり、反面、大手チェーン店が台頭してきています。
本書の様な店は、最近では、本当に貴重で、うちの近所にも、こんな店が是非あればなぁ、と思います。
卓越したコーヒーの味もさることながら、魅力的な二人が、笑顔で迎えてくれるのが良いですね。
しかし、この乙女座のウエイトレス嬢は、少々凶暴で、怒らせると、バイオレンスが、炸裂します。
それでも、蜘蛛を店外に逃がす時は、細かい心配りをする、優しい人です。
30歳の店長は小さいので、カウンターから顔だけ出していますが、やたらと、もてています。
店長は穏やかな性格だけど、最終話まで、腕には、絶対の自信が、ゆらぎませんでした。
仕事などのストレスを、癒してくれる、こんな店の常連さんは、倖せです。
大手チェーン店では、けっして得られない「味」でしょう。
本書は、保存版です。
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