至上のおすすめ度
★★★★★
ノンジャンルの王道を行くようなライ・クーダーのプロデュース作品
もちろんライのギターもあるが、それよりよくぞ集めた過去のスター達
キューバラテンの過去の栄光の音楽である。録音当時90才近くのコンパイ・セグントとのセッションも見逃せない(聞き逃せない)。
冒頭のチャン・チャンはコンパイ・セグント作曲ですが、どこか懐かしく音楽に国境の無いことを確信した。因みにライの息子がパーカッションを担当している。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
おすすめ度 ★★★★★
キューバ音楽を知らない私でも、どきゅんと心に響きました。
夜、しっとりとした気分で聞くには最高の一枚。
概要
アフリカ、ハワイ、インドと世界をめぐるライ・クーダーが、「最高の音楽体験」とふり返るキューバ。ジャムセッションに近いスタイルで録音されたこのアルバムは、ラテン音楽のルーツを支えてきた老ミュージシャンたちの、ツヤのある声が響きわたる。キューバのセッションの定番<3>では、13歳の天才的なティンバレス奏者も加わり、若い世代の活躍に期待が高まる。
なお、このアルバム作りの過程はドキュメンタリー映画にもなり、日本でも反響を呼んだ。(新井由己)