読み方によって感想変わりそうな漫画です おすすめ度 ★★★★★
小学生時代漫画もアニメも大好きだったぬ〜べ〜の番外編(?)的な漫画と言うことで衝動買い(笑)
ぬ〜べ〜の作中では未熟な霊媒師としていつも無茶やってぬ〜べ〜に怒られてたいずなの話です。
今回は完全にプロになった後の話のようです。
「霊媒師いずな」と言うタイトルなのでぬ〜べ〜を知らない人からすると他のありきたりな萌え漫画の中の一冊として本屋でもスルーされちゃいそうなタイトルですが個人的にはなかなか楽しめました。
内容はぬ〜べ〜の頃とはちょっと変わって純粋に悪い妖怪を倒す!という感じではなく、現代の社会でよく問題にされる痴漢冤罪、ストレス、自己顕示欲に捕われ理性を失ったような若者、インターネットで日常の辛さを忘れ疑似恋愛ふける若者、カルト教団、過労など社会の裏や諸問題を話題として取り上げ、このような問題には人間心の弱いところに住み着いた、妖怪のせいなのかも知れない。妖怪とは人間の心そのものなのかも知れない。と言ったコンセプトで書かれています。社会批評チックな要素も有るのかも知れません。
なので多少ぬ〜べ〜と多少雰囲気変わりました。 恐らく見る人よっては駄作扱いされそうですけど、個人的には凄く楽しかったのでぬ〜べ〜ファンじゃない人にもお勧めできる一冊です。
絵の上手さやキャラクターの雰囲気は、ぬ〜べ〜時代のままですし、キャラクターの心理描写や、いずなの成長ぶりなど楽しめる要素も多いです。
ちなみにお色気も結構多めです(笑)
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