ビデオゲームミュージックとテクノの関係おすすめ度
★★★★★
ゼビウスのアーケード版に痺れ、12インチのレコードで感激を覚えてから20年
当時YMO散開後に細野さんからのメッセージとして受け止めた
サンプリングの手法ももはや当たり前であるが、ゲーム基板を持ち込んで最高の機材で、一流のミュージシャンがゲームミュージックに取り組むという贅沢さ。
ビデオゲームとテクノの良い関係はここから始まったのでは?
曲は、細野さんのSFXに近い。ドルアーガの弦楽奏アレンジが最高。
伝説の再発おすすめ度
★★★★★
当時12インチシングルで発売され、その後CD時代になってもちっとも再発されずに我々を哀しませてきた本作(前作「ビデオ・ゲーム・ミュージック」と次作「リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック」は、「リターン~」のB面を削って1枚にまとめられ「ベスト・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック」として発売されていた)。
そしてようやく「LEGEND」シリーズとして再発され、久しぶりに聞いてもその鮮烈さには一切のほころびはなく、当時の衝撃が蘇ってくる。
アナログA面をまるまる使った“スーパーゼビウス”の壮絶っぷりに震え、オリジナル音源発表前の「ギャプラス」逆星流音の緊張感にシビれ、「ドルアーガ」エンディングテーマの荘厳な雰囲気に酔う…贅沢な1枚です。
ゲーム効果音が「音楽」に昇華したきっかけおすすめ度
★★★★☆
当時、このアルバムを含む一連の細野晴臣さんプロデュースの作品たちは、衝撃をもって僕らアーケードゲーマーに受け止められたのを今でも覚えています。ナムコの曲はイイ、気のせいじゃない、ゲームの音楽だって、いいものはいいんだ!と、自信を持って言えるようになったのは、とにかくこれらアルバムが発売されてくれたからだと今でも思っています。
そしてこのスーバーゼビウス。これはビデオゲームに独自の世界観というかSF感を盛り込んだエポックメイキング的作品に、さらに奥深く突っ込んでいくためのマストアイテムでした。ガストノッチ。この言葉は僕ら世代を共有したゲーマーたちの一種符号というか合言葉みたいなものですね(笑)。今の若い人も、これを聴いてガストノッチな気分になれる?興味津々です。
おもしろすぎおすすめ度
★★★★★
ゲームミュージックがここまで面白くされてしまうとは。
さすが細野氏。
個人的にはギャプラスの曲がお気に入り。
哀傷感ただよう、この曲は不思議な感じがする。
ガストノッチな気分になろう
おすすめ度 ★★★★☆
アナログ12インチシングルで聞いてから14年後。
深夜、新宿歌舞伎町の喫茶店。
マルチメディアクリエイティブ集団の設立を企画し、その組織名を決定する会議中。
僕の頭に浮かんでいたのは、このレコードの帯でした。
「ガスト・ノッチな気分で行こう」
以来、「ガストノッチ」と勝手に名乗り、今日まで来ました。
レコードに針を落とす機会は減り、アトリエに飾られたジャケットを眺めるばかり。
そこにCDでのリリースの情報を得、懐かしさと感激で即購入しました。
聞き直し、改めて細野晴臣氏はベ-シストであることを確認。
曲は当然のことながら、ライナーノーツでのゼビウス開発秘話を知る事ができたのに感動。
これだけでも購入する価値はあります。
惜しむらくは、レコードには無いボーナストラック「ガスト・ノッチMIX」はもっとブっとんで欲しかったところ。
個人的に「ガスト・ノッチ」の地球語訳は「ハラショー!!」としているので。