このアニマル横町は、韓国(05年12月からSBSで)・米国(06年4月からFOXで)でも放送されており、韓国では出版物や関連商品に関する問い合わせが多数寄せられているそうです。また、その一方でアニマル横町は、少女漫画の根底を覆した作品と言う評価もされており、少女漫画でありながらも男女関係なく子供から大人まで楽しめる作品であることが高く評価されています。
アニメの方は原作とは異なるストーリー展開ですが、1話1話の短い原作のストーリーを上手くまとめ、これまで原作と異なるストーリー展開で原作の読者ファンを失ってしまっていましたが、この作品は原作とアニメオリジナルのストリーを上手く統合し、見応えのある10分(1話)に仕上がっていて、原作ファンも原作と比較しながら楽しく見ることのできる内容になっています。
また、あみの性格が原作より子供っぽくなっていると言う指摘も一部ありますが、これはアニメの特性上ストーリーの時間的な考慮やオチの質を考えると仕方のないことだと思います。
とにかく、間違いなく面白い。おすすめ度
★★★★★
画的に非常にカワイイ路線なのですが、ありえない程にシュールギャグ路線です。
冷静に分析してみて、登場人物が極端に少ないのと、世界が極端に狭いんですね。
人間はあみちゃん一人。それとアニマル横丁の4人(4匹か?)だけ。
お父さんとお母さんがいるはずですが、声のみで一瞬として画面に出てきませんし、
幼稚園に通っているはずですが家の外にいるシーンが一瞬として無い。
かなり世界観そのものを凝縮していると思え、つまり幼稚園児の社会の縮図的な
ものであると考えられます。
同じ様に幼稚園児アニメとしては有名なものとして「クレヨンしんちゃん」が、
挙げられますが、あちらは実に行動的で「どこにでも」行きますよね。
多分、あちらは幼稚園児の世界観を「反映」しているんです。
逆にこちらは、幼稚園児の世界観を「収拾」している物と考えています。
実際の小学生にも絶大な支持を受けているらしいですが、その辺りが一番の
要因だろうと考えています。
こういう難しそうな事はさておきまして、とんでもないハードボケとハードツッコミが
一番の面白さだろうと思えます。
おもしろいの一言
おすすめ度 ★★★★★
とんでもないアニマル横町の住人イヨ・イッサ・ケンタとしっかりものの幼稚園生あみちゃんの出会いからです。
イヨのとんでもぶりがいきなり発揮されているし,ヤマナミさんもしっかり登場しています。
はじめのうちは???という感じですが,徐々にアニ横ワールドにあなたもはまってくださいね。