ショーイのキャラがなかなか新鮮でよかったです。新分野開拓!って感じで。でも、和輝君には、まゆきちにあたってはくだけを続けてほしかった…。そのほうが、キャラ的にはしっくりきません?
東大生で、頭のいい和輝君、会話がちゃんと頭よさそうで、安心しました。ショーイの世慣れた感じもさすがです。エッチシーンはちょっとまた違うキャラが入ってきましたが(というより、やっぱ、似てくる)、これも最近ではお決まり…。
ノリノリ年上受けHおすすめ度
★★★★★
ブルーサウンドシリーズ第3弾ですが、この1冊だけでも楽しめます。
「手を伸ばせば・・・」の瀬里ちゃんの弟、東大生の和輝と額と心に傷もつショーイ(別名エロDJとでも言っておきましょう)の体から始まる物語。
1年ぶりに再会したのをきっかけに、毎週木曜にブルーサウンドで待ち合わせてセックスをするようになった。だが、セフレまがいの付き合いに物足りなさをかんじてくる和輝。連絡先を教えろといっても、過去に傷をもつショーイは大人の余裕とばかりにはぐらかす。だが、和輝が若さほとばしる本気を見せると、ショーイはとまどいつつもその思いを受け入れる・・・ハッピーエンドです。
崎谷ワールド全開です。しかも、かなりエロはいってます。どきどきしながら一気に読みました。
読み手の好みによる・・・かな。おすすめ度
★★★★☆
初っ端からパワー全開。ルビー文庫でここまで書いていいの!?と心配になるくらい。
テーマは・・・○出し?
何故にそこまで中○○に拘るのか分かりませんが、崎谷さんはお気に入りの様子。
いっそ黒ラキで書いた方がいいような気がしますが。
さて、新キャラ登場ですが、珍しくイケイケの誘い受。
個人的には和輝はノーマルキャラ希望だったので、
こんな奴だったとは…とちょっと残念でしたが、まあこれはこれでアリだなと素直に思いました。
でもどうせなら、ショーイには最後までそのキャラを貫いて欲しかった。
最後は結局いつものワンパターン可愛コちゃん受になっちゃってガックリ。
この辺りはもう好みの問題でしょうけども。
そしてシリーズ二作目の主役二人、大智×瀬理の短編も収録されています。
こちらはやっぱり惹きこまれました!
大智はほんと、バランス良いキャラだな、とほくそえむ私。
ん…? やっぱり好みの問題?
ちょっと気になったのが地の文に何度も出てくる「うつくしい」という言葉。
「美しい」ではなく「うつくしい」と書くのが崎谷さん流のこだわりかもしれませんが、一度か二度使うだけなら効果的。
でもそう何度も出してしまうと効果も半減以下だと思います。
描写だけで"うつくしい"と思わせて欲しいものです。
それから"ぜんぜん近い"というのは会話の中なら許せますが、普通の地の文に使うのはどうかと思います。
というわけで、評価に迷う一冊でした。
ひとつ言えるのは、大智×瀬理がお好きな方は絶対買い!です。