・・・ただただ脱帽おすすめ度
★★★★★
ロックファンにもおなじみの「Move Over」から始まるこのアルバムを
始めて聴いてからもう20年以上たちます。
未だに色あせないどころか、聴くたびにパワーと孤独感・寂寞感を
同時に受け取ります。
「Buried Alive In The Blues」
この曲が、ジャニスの急逝によりVoが入れられなかったということは
かなり後になって知りました。当時は何でインストが?としか。
この曲にジャニスのVoがどんな風に入る予定だったのか。
ただただ残念でなりません。
珠玉の「Cry Baby」やアカペラがゾクゾクする「Mercedes benz」など。
全てが名曲、全てがジャニスの一部です。魂を削って歌っているんですから。
この歌い方、この声が苦手な人は多いです。
でも、突然心に響く時がくるはずです。普通の音楽バカなら。
Janisの最後にして最高の傑作おすすめ度
★★★★★
このアルバムを夜一人で聞いていると涙がこぼれてくる。
Janisの歌から、笑い声から悲しみと絶望が見えてくる。
Janisのアルバムとしては最後だけにバックの演奏も録音ももっともよい。
どの曲もよいが、あえて「Me and Bobby Maggy」がよい。
こんなにすごかったなんておすすめ度
★★★★★
二年くらい前に聞いたときはどこがいいのか分からなかった。でも今、多少なりとも人生経験をつんできて、凄さがやっとわかった。ジャニスはすごい。こんなにも魂を震わせて、心から声を搾り出して歌っていたなんて。やっぱ定番ですがCry Baby。何も感じないで聞くのは絶対無理。最後のGet It While You Canにいたるころにはじんわりと涙が出てきます。短くてもぶっとい人生を送ったジャニス。ありがとう。
あなたが残したアルバムをこれからも聞き続けます。
カリスマ散るおすすめ度
★★★★★
その圧倒的でソウルフルな歌声で他を寄せ付けなかった
ジャニス・ジョプリンの最後の作品。彼女の歌い方は
飴と鞭みたいな歌い方だったと思う。ある時はゴンッと
頭を叩かれるような一瞬で爆発を起こすような歌い方
をしたと思うと、次にはオーディオにグングンと引き付け
られるように、伸び、粘着性、持久力のある歌い方を
するんだから聴いてて心揺さぶられるし、陶酔してしまう。
それにしてもカリスマってのは若死にしますよね。
ジム・モリソン, ジミ・ヘンドリックス, ジャニス・ジョプリン と
皆27才で死んで、3Jなんて呼ばれてますが・・・
人が生まれながらに持ってるパワーや運が平等だとすると
カリスマは一瞬で爆発させてしまうのかな・・・。
Buried Alive In The Blues
おすすめ度 ★★★★★
彼女の最後の作品であり、一番まとまりのあるアルバムである。意に反する売れ方、大変なコンサートツアー、メンバーとの不協和音、ドラッグなどで彼女は身も心も蝕まれていったのだろうと想像します。彼女の生き様を現すような「Buried Alive In The Blues」を聴くと、少々感傷的になってしまう。
この曲は後に歌詞をつけて生まれ変わっています。皆、Janisのことを頭に浮かべて歌っていることでしょう。
このアルバムには他にもスマッシュヒットが多く含まれており、やはりJanisの代表的なアルバムでしょう。Dan Penn作曲の名曲も含まれており、Rockが活き活きしていた頃の若者の悩みやパワーを体験下さい。
概要
ジャニス・ジョプリンはブルースを自分のものにした。1970年にヘロインの過剰摂取で亡くなったジョプリンは生きてこのアルバムを完成させることができなかったが、彼女の激しい情熱、苦悩とエクスタシーの入り混じった極限の叫びは迫力充分。お陰で本作は、彼女の時代のもっとも忘れがたいレコードになった。インスト曲「Buried Alive in the Blues」ではバンドも活躍するが、リリース後何十年も経っている本作を今なお聴きがいのあるものにしているのはヴォーカルである。傷心の苦しみを歌い上げた「Cry Baby」や、希望に満ちた言葉をつづったクリス・クリストファーソンの「Me & Bobby McGee」を聴けば、なぜ悲劇の人とも呼ばれるジョプリンがポップ界に欠かせない存在なのか理解できるだろう。(Steve Appleford, Amazon.com)