グラマーなこと以外なんの変哲もない平凡な女性が、ウィッチブレイドに「選ばれた」ことによって、戦士として過酷な戦いに駆り立てられるというこの物語は、サスペンスとして充分楽しめます。愛娘と一緒に暮らしたい一心で、嫌々ながらも戦いに挑む雅音は、兵器開発をめぐる巨大企業の抗争に巻き込まれ、さらに過酷な運命に翻弄されます。その中で一貫して貫かれているのは、親子の愛情です。そこが良いと思います。
涙おすすめ度
★★★★☆
涙
最初はどこにでもあるキャラがきれいなだけのアニメかなと思いました。
じっさい最初のほうは特に印象に残るシーンはあまりなかったです。
でも、中盤からはじまるの雅音(母)と梨穂子(娘)との厳しい境遇や想いなんかは
けっこう泣きかけました。また梨穂子ちゃんが可愛くてしっかりしていて、
とてもよく出来た子なのがなおさら、ぐっときますね。
そのほかでは、たしかに余計なシーンがあったり、ストーリのまとまりが
ないように感じたりと、全体の完成度は低いのではと思いました。
エンディングももう少し続きがほしいなあと感じます。
ただ、最近見たアニメでは一番涙を誘う内容だったので、星は4つということで。
実は女性に見て欲しいアニメ
おすすめ度 ★★★☆☆
個人的な感想ですが
このアニメにおいてよく話題にされる色気、爆乳、露出は、全て
「女が強い」という表現だと思います。
正直なところ、このアニメのそういったお色気表現はちっとも性的な意味で嬉しくないです。
でもそれは狙いにはまっていると思われるので、エロくない、という点でのマイナス評価の対象にはなりません。
これだけ見せ付けておきながら、男には指一本触れさせない。
そんな所に少し美学を感じています。
さらに「いやーん」系なシーン一つなく、服も破れない、脱げない、乳も揺れない。
最高です。
そして女性の最大に強い形である「母親」
これが全てのキーワードとなっているわけです。
バトルスーツのデザインはカッコイイものと、ちょっとイマイチなものに極端に分かれてます。
キャラデザインの絵柄はスタイリッシュ系ですが、太腿のぶっくり加減がやや体型とアンバランス。
作画がとにかく崩れやすいのが×
ただ、随所随所で見えるブレイド装着時の、ホラーレベルな色気表情は必見です。ストーリーは、最後まで見通さなければ見えてくるものがないので忍耐勝負。
といったところでしょうか。
ぜひとも、こういった観点で、カッコイイ女性が好きな女性に見ていただきたいアニメです。