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ひとり会(2)

立川談志
おすすめ度:★★★★★
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若くして既に開花
おすすめ度 ★★★★★

このCDの2席は、共に談志の得意とする"イリュージョン"物である。談志の凄い処は、「へっつい幽霊」の様な滑稽噺でも、「鉄拐」の様な怪奇物でも、平気で熟してしまう処である。先ず「へっつい幽霊」では、古道具屋からへっついを買って行った客の怖がり様、気弱だが博打好きの幽霊、胆の座った熊公を、極めて的確に、それでいて面白可笑しく表現している。一方「鉄拐」では、その旨い話芸で、聴衆をイリュージョンの世界へと招き入れ、まるで、鉄拐が其処にいるかの様な雰囲気を作り出している。聴衆は、この仙人が下界に降りて来て芸を披露すると言う、荒唐無稽な噺を現実に有ったかの様な不思議な錯覚の中で、笑い、楽しんでいる。'60年代末から'70年初期に掛けての録音だと思われるが、家元の話芸が既に、咲き始めている様に感じられる。「へっつい幽霊」の出来は、ピカいちであり、「鉄拐」も、今(キチンと=金を払って聴くに堪えられる様)演じられるとすれば、談志の他には、小三治くらいな物なので、落語ファンには、買っておく事をお勧めする。又、2席とも、談志のテンションが極めて高く、談志ファンには一聴の価値がある。


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