面白くない答え,面白い答え,まさに玉石混合であるが,回答を待つ緊張感さえも共有できるのがこのダイナマイト関西だ.やはり,面白い芸人は面白い,そうでない芸人はそうでもない,というところがはっきり見えるのが非常にいい.ケンコバの自分の土俵での強さ,竹若のそつのなさ,久馬の爆発力,すべてその芸人の実力を表現しているのではないか.リットン水野のすごさもわかる(苦笑 ただ,「こんな」イベントだけで,府立体育館を埋め尽くす関西の聴衆はすげーや(笑
大喜利という格闘技おすすめ度
★★★★★
バッファロー吾郎の功績の一つに大喜利という文化の底上げをしたことが挙げられると思う。遊びでしかなかった大喜利をダイナマイト関西と銘打って4500人の観客の前でやる真剣勝負へと昇華し、格闘技的魅力を盛り込んだのだ。
今回の参加メンバーも板尾創路、木村祐一、千原浩史、等これ以上無いほどの豪華な顔ぶれで、そんな人達が集まって面白くならないわけが無い。特に竹若VS板尾は歴史に残る名勝負である。
判定についてもお笑いというあやふやなものだけに物議を醸している様だが、それも含めて彼らの狙い通りなのだろう。「あの試合はあっちが勝っていた」「あそこであの人と当たらなければもっと勝ちあがれた」そんな議論こそ格闘技そのものなのである。
わらいっておすすめ度
★★★★★
ケンコバより小木の方が面白かったっと家の兄が言っていたりしましたが、俺はそうは思わない。
ただ、なんでジュニアが決勝まで残ってんの? と思いました。
こんなこと言うまでは無いですが、やっぱ笑いって個々違い、ゆえに難しいものだと思いました。
あと特典にもう一大会ついています。そっちは笑い飯の西田、麒麟の川島、フットボールアワーの岩尾、野性爆弾の城野、プラン9のヤナギブソン、サバンの高橋、チュートリアルの徳井、バッファロー吾郎の木村がでてます。
あと内容と関係無いですが、大会の司会をしている原田専門家は陣内のネタの映像を作っているひとで、ナレーションは当時まだ売れていなかったHG。
おもしろすぎる!
おすすめ度 ★★★★★
お笑いファン、大喜利ファンは間違いなく買って損はしません。
有名な芸人が出てないから・・・と躊躇するレベルの方は買わなくて結構!
某レンタルショップでも、東京ではほとんど人気ありませんでした。
でも、関西の芸人のポテンシャルの高さにはゲロが出る思いです。
なぜ、テレビではびこる芸人がほとんど関西なのか身にしみて分かるでしょう。
「おもしろいから売れるのか? 売れてるからおもしろいのか?」
けだし名言です。
あと、客にうけようがうけなかろうが「おもしろいかどうか?」
で厳正にジャッジされているのも好感が持てます。