見ごたえあります おすすめ度 ★★★★☆
香港映画ってプロレスと一緒で男の観るもんだよね~と思い込んでいた私、ジャッキー・チェンとジェット・リーしか知らなかった…しかし、この1本で認識変更。 警察とマフィアそれぞれのスパイとして潜入する2人の男の10年を描いている。息もつかせぬ流れに瞬きも忘れて食い入ってしまった。緊張と緊迫がビリビリ伝わる。派手な音楽でもなく静かなバック、バイオレンスシーンもアクションシーンも控えめなのに強烈な印象を残す。ハリウッドでリメイクされる日も近いだろうから楽しみだ。それにしても潜入捜査の話はジリジリくる!ジョニー・デップ、アル・パチーノ主演の「フェイク」ショーン・ペン主演の「潜入捜査官」もかなり面白かった!この2本の作品はどちらも警官がマフィアに潜入する話なのに対し、「インファナル・アフェア」は警察に潜入したマフィアとマフィアに潜った警官の双方映し出しているから面白さが2倍、最後は2人の対決がある上にどんでん返しが2転なのだ!凄い!う~んとうなってしまった。マフィアと刑事の2人の男の対決といえば「ヒート」が最高だ、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの対決なのだから。このインファナル・アフェア」ではアンディ・ラウとトニー・レオンの対決だ。どちらにしても大スターの共演とか対決というのはかなりわくわく。この映画を教えてくれた仕事で知り合ったAさんにお礼を言いたいありがとう!(Aさんは家に帰ればマイホームパパとは想像もつかない”切れる男前”だ、アンディ・ラウに似ている、なのにC・スレーター似だなんて言った私、不服だったに違いない…失礼しました) ところでアンディ・ラウ、上映中の「LOVERS」では別人のような彼がいた、これもすごく良い、なかなかの演技派なのだ!ハリウッドデビューする日も近いかも。
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