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シューマッハ-F1、プライベートのすべてを語る

ザビーネ・ケーム
おすすめ度:★★★★★
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勝利者の影に変わらぬ基本あり
おすすめ度 ★★★★★

私はよく一流スポーツ選手のコメントや、その選手が直接話したインタビューが記載してある本を読む。
例えば、イチロー、あるいはイアン・ソープ。
彼らの言葉を素直に感じ取ってみると、やはりというか、当然というか、全く同じトーンの人生哲学が感じ取れる。

明確に一本の線としてそれぞれ共通しているは、常に自己観照する謙虚さ、絶えず自己変革を目指す向上心、そしてそれらをやり続ける持続力。いま世界の頂点にいるトップアスリートには、いずれも上記の要素が必ず含まれているのではないだろうか。(ただし本当のトップのみ。)

この本にも、シューマッハーがとても謙虚で、誠実な人間であるか、そして常に自己を見つめ、上を目指しているか、それは他者との比較ではなく、自己への挑戦であるかが満遍なく記載されている。

F1ファンだけでなく、ぜひ多くの自己挑戦者に読んで頂きたい良書である。

(ミーハーシューマッハーファンという方にも、多くの写真が掲載されており、充分その期待に答えてくれる本だと思います。私もこの本で、すっかりミーハーシューマッハーファンになりました!!)


冷徹であるが故に人間臭い
おすすめ度 ★★★★★

 『冷徹』『サイボーグ』『計算高い』・・・。M・シューマッハへのかくなる批判は本書によって立派に覆された。本書に登場する友人、知人、家族、そしてチームスタッフらを何よりも大事にする彼の姿からは、もはや世間通り一遍の批判は想像もつかない。なるほど、勝負至上主義であるからこそ、かくも人間的なのだ。

 本書の魅力はそんな彼の魅力をつとめて上品に告白した事ではないだろうか。そこにはパパラッチ的『のぞき見主義』は存在しない。あくまでも勝負にこだわる人間であるが故の人間臭さを垣間見せる事に成功していて、最近にはない珠玉の一品だと思う。

 表現者としてはこの上なく美しいフェラーリとドイツ人勝利至上主義者が、実は究極のリアリズムを追及するイタリアで融合したと言う事!に気付かされ、スポーツ文化の奥深さを再認識させられた。F1ファンだけでなく、すべてのスポーツファンとイタリア、ドイツ心酔者に読んで頂きたい一品です。

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