StrikerSは展開がゆっくりですね。おすすめ度
★★★★★
本巻(13〜15話)では、なのは・フェイトとヴィヴィオのふれ合いや、
機動6課の設立の経緯と目的、スバルとギンガの姉妹愛などが描かれます。
またスカリエッティとナンバーズの集結が描かれ、
今後、いよいよなのは達との闘いが予感される伏線が描かれます。
私はテレビ放映を観ていませんが、2クールということもあってか、
前々作・前作と比べると展開がゆっくりしている気がします。
前作A’sの1話目が敵役ヴォルケンリッター達の登場と激突から始まったのと
対照的ですね。
正直、もっとバトルシーンが観たいというのもありますが、
大好きなキャラ達の日常が観れるのはファンとしてはうれしいかぎりです。
次巻からは熱い展開を期待します!
ヴィヴィオの可愛さだけでも見る価値ありと思いますが……おすすめ度
★★★★★
今巻は13話から15話、ヴィヴィオを交えた『六課の日常』が描かれるほのぼのとした小休止的なパートでありながら、そこかしこに終盤に向けての伏線的なエピソードが紛れ、六課の本当の目的、設立の理由が語られる重要なパートでもあります。
一番目が行くのはやっぱり、事故のせいで一番温もりが欲しかった時期に一人で我慢するしかなかったなのはと、贋物ではあったけど温かい温もりに包まれた母の記憶があり、冷たくされても母の温もりを求め続けたフェイト、二人の生い立ちの違いがはっきりと見えるヴィヴィオとの関わり方ですけど、上司と部下というだけじゃない隊長達とフォワード陣の関わり方やギンガとスバルの姉妹の関係、六課を見守るカリムやヴェロッサ、クロノ達の優しさがしっかりと描写されている温かいパートです。
それゆえに、という部分でもある訳ですが……。
テレビ放映を見ていた人は改めて細かい会話にも注意を向けて見て欲しい、DVDで初めて見る人は最後まで見た後で、サウンドステージVol.2と共に是非もう一度見返して欲しい巻です。
親子と姉妹弟
おすすめ度 ★★★★★
この巻は、親子と兄弟姉妹の繋がりと絆の物語です。前巻で保護したヴィヴィオとまったりする話です。また、ナカジマ姉妹のスピーディな模擬戦で二人の仲の良さを見ることができる話もあります。ウイングロードを使っているけど一応空中戦かな?さて、ヴィヴィオの保護責任者になったなのはママとそんな二人の後見人になった フェイトママ。15話では、二人のママの親としての考え方の相違がよくでていました。速い話なのはが厳しく接しフェイトは優しく接します。フェイトはむしろ甘いといえるかな?それは、エリオ達への接し方を見ても分かります。『おこずかい足りてる?もし足りなかったら』と言っていそいそと財布?らしきものを取り出そうとして逆にエリオを困らせたり。なのはの場合厳しくしすぎかもしれない。『怪我して無いよね?頑張って自分で立ってみようか?なのはママはここにいるからおいで。』と突き放さずでも直接手も貸さない。父親の息子に対するスタンスです。きっとヴィヴィオが自分で立ち上がるまで手を広げて微笑んでいただろう。この辺は士郎さんの影響だろうか?フェイトはプレシアを反面教師にして優しく在ろうとして空回りしている感じかな。最後この関係がどうなるのか見ていきたいと思います。ちなみに、なのはは厳しくはあっても悪魔ではありません。