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ポセイドン・アドベンチャー コレクターズ・エディション (初回限定生産)

ロナルド・ニーム
おすすめ度:★★★★★
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シェリー・ウィンタースの迫真の演技に感動!
おすすめ度 ★★★★★

何度観ても、感動せずにはいられない作品。
沈没する船の様子は、CGを使っていなくても、充分迫力がある。
今にも沈もうとする船内の様子は、逆にCGなどで手をかけないほうが、リアリティがましているように思える程だ。
しかし、この映画の見所は、なんと言っても人間ドラマにつきる。
皆で協力して助かろうとするメンバーの中、
スコット牧師と反目し合うロゴ刑事のやりとりは、ストーリーに緊迫感を持たせる役目と、キャラクターの性格を浮き彫りにさせていた。
だからこそ、他人を助ける為に、自分の命をも投げ出す、ベルとスコット牧師の死のシーンが生きてきます。
そして、スコット牧師の、最後の神に対する言葉が、祈りではない、心からの叫びとして、観る者の胸を打つのです。

観る度泣いてる気がします。



最高傑作。見れば絶対に何かを感じ考える。
おすすめ度 ★★★★★

豪華客船の沈没。
その時、乗客達はどのような行動をするのか?
人間の本性は窮地に陥った時に現れる。そして、自分がもし彼らの立場だったらと思うと、多くのことを考えさせられる。船の事故を描いた映画を見るのであれば、「タイタニック」よりも、是非この作品を見てもらいたい。
確かに「タイタニック」も良い作品だが、これは観客を感動させるために恋愛をできるだけ美化して描いただけの薄っぺらい作品だ。
実際に事故に遭った場合、乗客の中には、年老いた者も、怪我した者も、若い女性もおばさんも、未熟でわがままな者も、短気な者も、いろいろな人間がいるはずだ。そんな時でも、みんなで力を合わせて生き延びなければならない。役割分担してみんなが最も高い確率で助かる方法に賭ける。当然、意見の衝突もある。誰かが舵をとらなければならない。リーダーになる人間は、他の人に認めさせなければならない。だから、他の人の何倍も危険なことを率先してやらなければならない。キレてはならない。批判されても耐えなければならない。全員の面倒をみなければいけない。
この作品でのリーダー役はジーン・ハックマンだ。
凄いよ。見て損はしないはずだ。



パッケージデザインがひどいので減点
おすすめ度 ★★★☆☆

中身だけなら星4つか5つでもいいくらいなのですが。

日本語吹替があるというので当初日本版を買う気でいたのですが、どうにもこのパッケージデザインが気に入らなかったので、結局劇場公開時のポスターをそのまま使用しているUS版を買ってしまいました。
日本版のデザインは(左右反転すると)リメイク版「ポセイドン」のUS版DVDそっくりです。(「パーフェクト・ストーム」にも似てますね、たしかに。)

劇場公開時のポスターを使えばいいのにわざわざ安っぽいデザインに変えているDVDは結構多いのですが(最悪は「エクスカリバー」)、殆どは元のUS版DVDがそうしているからで、日本側で変えることができないのかな、と思えるのですが、この場合はわざわざUS版とは違うデザインを採用しているので一層不可解です。リメイク版と勘違いして買う人がいるとでも思ったのでしょうか。(まさか。)

パッケージが悪いと中身が良くても買う気をなくします。メーカーにはもっと気を使ってほしいです。



懐かしい
おすすめ度 ★★★★★

 TVで放送されると、ついつい最後まで見てしまい、いつも字幕版が見たいと思っていました。やっと、コレクターズ版の発売ということで、とても嬉しく思っています。『タワーリング・インフェルノ』と同じくらい好きな作品です。

 ジーン・ハックマンの演技が素晴らしく、涙を流した方も多いはず。その他の俳優も、それぞれ役に個性があって、良かったと思います。パニック作品ながら、十分感動できます。また、現代の作品にあるような、過剰な演出がなく、物足りないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、私個人的にはこのくらいがちょうどよいと思います。
 リメイク版が作られましたが、そちらの方はまだ見ていないので、あまり期待はしていませんが、のちに見てみようと思います。

 DVDの仕様も特典満載です。DTS音声は未収録ですが、音声解説も付いていますし、コレクションに加えても良い作品だと思います。

 『タワーリング・インフェルノ』もこのくらいの内容で再発してくれると嬉しいのだが…。



パニック映画の傑作
おすすめ度 ★★★★★

 パニック映画の大作は数あれど、私にとって傑作と呼べるのはこの
作品だけ。その理由は"生きる"というメッセージ性が明確であること。

 子供の頃、見たときは特撮に度肝を抜かれたが後に、見直す度に、
これは命の尊さを説いている作品と強く感じられるようになった。
ジーン・ハックマン、シェリー・ウィンタースの最期はいつも涙なし
には見られない。

 今の時代においては、特撮モノとしての魅力には乏しいが、その
メッセージ性には普遍なモノを感じる。そこが他のパニック映画と
一線を画している点であろう。




概要
洋上で大晦日から元旦を迎えた豪華客船ポセイドン号が高波によって転覆。阿鼻叫喚の船内乗客たちのうち、今や天井ともなった船底まで行けば安全であると唱える一行が、地獄の冒険を繰り広げていく。
ハリウッドの大プロデューサー、アーウィン・アレンがジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナインなどオールスター・キャストをそろえてお届けするスペクタクル超大作。その後の1970年代パニック映画ブームを巻き起こすきっかけとなった記念碑的作品でもある。上下逆さまになった客船で次々と命を失う者が続出していく中、主人公スコット牧師(G・ハックマン)が神の意義と人間の尊厳を問いかけていくという趣向が絶品である。アカデミー賞特撮賞および主題歌賞を受賞。(的田也寸志)

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