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立川談志 ひとり会 落語ライブ '92~'93 DVD-BOX 第一期

立川談志
おすすめ度:★★★★★
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十代にて、はじめての落語
おすすめ度 ★★★★★

落語なんざぁ聞いた事もございませんし、何の知識も有りはしなかった。そんな私はいつの間にか「立川談志」という人物に惹かれDVDを買うに至った。非常に滑稽に思われるかもしれませんが、私は落語家に対して良い印象は持ち合わせてはいなかった。落語家なんぞ笑点にて出演する、年寄りばかりに媚びを売り、少しばかり捻ったくだらない言葉遊びを披露し、生計をたてるしがない芸人程度にしか考えていなく、侮蔑を幼年の頃からしていたのを覚えている。

だがはっきりと断言しよう、私は間違っていた。

日本にこんなにも魅了させられてしまう芸事が、世相の思う「お笑い」とは完全に隔離されている境地の発見を、もはや私は談志落語に陶酔するほかに選択肢は残されてはいなかった。慣れるのには時間がかかると存じ上げます。話し方に癖はあり、話の段取り、言葉遣い、私のような十代半ばの人間には落語の楽しみをを見いだすのに時間は人一倍掛かかりましたが、この落語家のDVDを買って後悔した事はございませんでした。十代のみならずどんな世代の人間でも見るべきでしょう。落語という芸事は難しい、だがどんな芸事に触れるにしても端的に理解できるもの何ぞろくなものはございませんでしょう。ある種のエリート意識の様なものが談志落語には有ります。大衆演劇でありながら厳選される「人」としてのセンス、我々自身が試されているような心持ちに陥れられます。感動だけじゃない、日本の土地に生まれ、言葉に親しむのであればこその特権が落語の中で生かされるでしょう。誇張しずぎなのかもしれない、あまりにも妄信的であろうと想起する、物事に無頓着に陶酔する人間なんぞ、そんな人間を生む根源なんぞ、たいがいは危険きわまりないと称される。だがそれでいいのだ、談志落語は危険である、これを聞いたらまともにほかの落語家なんて聞いちゃぁいられなくなるのだから。



談志は日本の宝です
おすすめ度 ★★★★★

絶頂期の立川談志のライブである。
とにかくすごい。一人で会場の全ての観客を催眠状態にしている。
興味が無くてたまたまフラッと見た人をも、10分後には目が釘付けになってしまうような、そんな目力がこの当時の談志にはあったと思う。
特に、「らくだ」はこれ以上の出来はないだろう、というくらいのもので、サゲの瞬間、現実世界に引き戻される感覚がたまらない。
さすが家元である。



今楽しめる立川談志
おすすめ度 ★★★★★

ひとり会のチケットが全く取れないのでこのDVDを見ました。

引きのカメラのピントがあってなかったり、不意にガタついたり
ちょっと気になりますが、話に夢中になってくればそれほどは
気になりません。(もったいないけど)
WO○OW志の輔らくごの 懲りすぎなカメラワークよりはましかも。

2話で1時間前後なのですが、1話に聞き入って時間を忘れると
2話目は短いので「アレ?もう?」という感じになります。
 (ほとんど枕で落語は短かった小三治の高座を思い出しました)
6巻目のまくら特集はちょっと長めでお得。時事ネタと家元のひげ・
髪型の変化に時の流れを感じました。
毎回最後の談志の表情が興味深いです。



待ってました!!
おすすめ度 ★★★★★

もはや全盛期を見るにはこれしかない
今の枯れた家元、もがく家元も良いが
映像として我々が見ることが出来る数少ない作品

後期も早く出して下さい


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