悪女とはまさにこのこと!おすすめ度
★★★★★
この映画は、主人公が、過去にさかのぼって語るという形式をとっています。
保険外交員の主人公は、顧客のディートリクソンの妻の誘惑に負けて、夫殺しに荷担してしまいます。
主人公は保険会社勤務ですので、普段は保険金目当ての事件などを見抜く立場にありました。
そのため、アリバイづくりなどは用意周到で、何もかもすべて完璧でした。
しかし疑り深い同僚のキーズにより、次第に計画がくるい始めます。
この妻というのが本当に恐ろしい!
特に主人公の後ろ姿を見つめるときの何かをたくらんでいる目。
夫が死んだら一緒に暮らせるなどと持ちかけ、
主人公は1度は拒否するものの、結局殺人を犯してしまうのです。
主人公を破滅させる、悪女とはまさにこのことです。
最後の最後まで目が離せない作品です。