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+ 十二人の怒れる男 +

十二人の怒れる男

シドニー・ルメット
おすすめ度:★★★★★
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今もって古さを感じさせない密室劇の金字塔
おすすめ度 ★★★★★

証拠や証言から有罪判定が圧倒的に濃厚であった事件を一人の勇気ある陪審員の主張によって白熱した議論を重ね、最後には無罪となるという法廷劇。
無罪を主張した陪審員も特別な確証があって無罪を主張した訳ではないが、少年一人の将来を決める重大な結論を充分な議論もなく安易に決めていいものかという観点から陪審員8の少しの心のわだかまりもあり、話し合いを促すというところからスタートする。
お互いに名前や素性も知らない陪審員達は、最後に雨の上がった街に散っていくという爽やかなシーンで終了する。
古い映画ではあるが、内容や展開など全く古さを感じさせないやはり密室劇の金字塔である。



アメリカの良心/善良な市民の善意が描かれる。法廷劇=ディスカッションドラマであり、人間ドラマであるだけでなく、立派な推理ミステリーにもなっているのが素晴らしい。
おすすめ度 ★★★★★

超有名な法廷劇。
法廷劇=ディスカッションドラマであり、人間ドラマであるだけでなく、立派な推理ミステリーにもなっているのが素晴らしい。
もとはTVドラマの映画化。
中学生のときに、自室の白黒テレビで「水曜ロードショー」(水野晴男氏の解説)で観たのが最初。
素直に感動しました。
ヘンリー・フォンダが、アメリカの良心の代表として、善良な市民を演じています。
他の出演者も、いづれも芸達者ぞろいで、様々な人間のぶつかりあいを白熱した演技で表現。
ラストも印象的です。

その後、戯曲が、国内でも何度も上演されており、戯曲シナリオ(著者:レジナルド・ローズ /額田やえ子訳)も重版・改版を重ね、今も発売中。
アメリカTVムービーでもリメイク。(リリース済、主演:ジャック・レモン、ジョージ・C・スコット、監督:ウィリアム・フリードキン!)
本作に着想を得て、三谷幸喜により日本ならどうなるかという「12人の優しい日本人」も舞台、映画で作られました。
この作品が、これだけ長い間愛され続けるのも、テーマとシナリオが素晴らしいからでしょう。



密室での葛藤
おすすめ度 ★★★★☆

 
個人がどれだけ初対面の人に影響を及ぼしえるか、というテーマで進む映画。
……だと、僕は思う。
 
一人が冷静に分析していくことに、周囲はどう納得するのか、これを心理合戦として、映画にしてしまったというアイディアは素晴らしい。

この先、どうなるの?というエンターティメント性を映画に残しながら、舞台劇を見るようでもあり、それはそれで興味深い。
 
ラストシーンは爽やかだと思うよ。



They showed this when I was on Jury Service
おすすめ度 ★★★★★

Tarrant County Jury Services shows highlights from "12 Angry Men" to impress on you how important it is. However I have already watched this movie several times. Even thought I know the outcome it is interesting to speculate as to what the message each juror is trying to express.

Of course just about all of Henry Fonda's performances are exceptional and in this one you see him sweat. The real tension in this movie is the interaction between the jurors. Even thought you mostly focus on Henry Fonda and Lee J. Cobb, there is not a wasted juror as you can see from the cast list.

There are several similar movies and even a remake, [12 Angry Men (1997) ASIN: B00004Y86Z] However this classic is the rod by which all others are measured.


一気に見られる作品
おすすめ度 ★★★★★

 日本語版でカットされているシーンも含め、無駄な場面が無く、緊迫感のある内容。1人の男の主張が、周囲を徐々に変えていく様子は素晴らしい。陪審員1人1人が信条を持っているにも関わらず、じわりじわりとその考えを変化させていくのだ。日本でも陪審員制度は存在したが、現在は停止状態。数年後には裁判員制度が施行されるようだが、ここまで白熱した議論はなかなか・・・。


概要
17歳の少年による殺人事件の裁判で、12人の陪審員中11人は有罪に投票するが、ひとりだけ証拠に疑問を持ち無罪を主張。白熱する議論と説得の中、ひとり、またひとりと無罪の方へ心が傾いていく…。
レジナルド・ローズのTVドラマの映画化で、テレビ版を演出した社会派の名匠シドニー・ルメットが監督。密室の中、決して名前が明かされることのない12人が、それぞれの心理状態や家庭環境によって評決が二転三転していくさまが実にスリリング。会話劇であるにも関わらず、ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、ジャック・ウォーデンなどなど、いぶし銀のような名優たちの言葉による戦いは、まさに映画的で必見である。なお、この映画に感銘を受けた三谷幸喜が、後に記した戯曲が『12人の優しい日本人』で、こちらは日本に陪審員制度が設けられたという設定の下、やはり殺人事件の審議を行う密室コメディ劇であった。(的田也寸志)

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