これは動く Doobie Brothers Album である!おすすめ度
★★★★★
大学の頃,初めて見に行ったコンサートが Doobie Brothers だった。
以来,動く"Doobie"を見たのは何年ぶりだろうか。あの時も,Tomの迫
力に圧倒されたのを憶えている。"Jesus Is Just Alright"が始まった
ときには,懐かしい思いと嬉しさの余り涙がこみ上げてしまった(誰も
いなくてよかった)。そして,"South City Midnight Lady"のPatのヴォ
ーカルも最高である。このTomとPatのコンビが本当のDoobieだと思う。
その意味では,Michaelの出るナッシュビルはカットした方が統一性が
あったように思う。
"Long Tarin Runnin'","China Grove","Listen To The Music"と続く
最後は,観客も最高潮で,あっというまの110分であった。この内容で
この値段は破格といっていい。
久々に'70年代の疾走感を味わえた1枚であった。
女房も仕事から帰って一所懸命見ていました(ちなみに,初めて行った
のは女房とです)。
楽しめますけど...。おすすめ度
★★★★★
矢沢永吉のコンサートのサポートメンバー、およびプロデュースとして頑張っていたキースが残念ながら亡くなってしまったので、追悼の意味もあって購入しました。矢沢のコンサートの時と見比べると、キースはこの次点でやはり病弱か...と感じます。やはり寂しいですね。
さすがに文句はつけられない。
おすすめ度 ★★★★☆
主にNYでのスタジオライヴです(TV撮影用スタジオなのかな?もちろんお客さんはいます!)。音は申し分なくクリアーです。が、いかんせん「近すぎ、狭すぎ、明るすぎ!」って感じでライヴならではの臨場感がイマイチ伝わってこないのがチョット残念(それでも盛り上がる曲では関係なくなってしまうのですが・・)。
しかし、途中で挿入されるマイケル・マクドナルド登場のナッシュビルでの3曲は、音といい映像といい「最高」なのです(特にステージ全体のロングショット)。こちらは本物のライヴ会場のようです。臨場感が思いっきり伝わってきます。オーディエンスの反応もバツグンで個人的にはナッシュビルの方が好きですね。ライブならではの反響といい、近すぎず遠からずの最適な音の拾い方だと思います。ラジオで聞いたら「全盛期のドゥービーか?」と勘違いしそうな・・・それぐらい熱い。
しかし衰えない人たちですね。トム・ジョンストンのあの声の維持は凄い。マイケル・マクドナルドもかなり熱くなって唄ってましたねぇ。二人の不仲や険悪な雰囲気はまったくありません(リハーサル中にトム、パット、マイケルの3人で真剣に話し合ってる姿もあります)。
何はともあれ、これはお薦め!
迷ったら買ってください。興奮しても、後悔することはないと思います。
驚異的にクリアーで迫力あるサウンドを思いっきり体感しましょう!
できれば、ナッシュビル公演の完全版が欲しいんですけどね・・・・。
概要
まさにドゥービーな気分、頭がハイになりそうだ。このベテラン・グループの経験したさまざまな時期が、本作『Rockin Down the Highway』でひとつになっている。これは全20曲から成るコンサートの記録であり、主として1996年にニューヨークで撮影された。ステージには、ドゥービー・ブラザーズの3大シンガー・ソングライターが勢ぞろい。まず、ギタリストのトム・ジョンストン。初期のハード・ロック的なヒット・ナンバーは彼の先導によるもので、代表曲は「Listen to the Music」、「China Grove」、「Long Train Running」(もちろん3曲とも本作で演奏され、オーディエンスに熱烈に迎え入れられている)。それから、70年代半ばにジョンストンの後任として加入した、キーボーディストのマイケル・マクドナルド。彼の見事な歌声とブルー・アイド・ソウル調の持ち味は、たぶんバンド最高のシングル・ヒット曲である「What a Fool Believes」となって実を結んだ(この曲は、ナッシュヴィルで撮影されたパートの一部として本作に登場)。そして、ギタリストのパトリック・シモンズ。「Black Water」で明らかなように、彼はよりフォーキーでアコースティックな作風を示し、ジョンストン時代にもマクドナルド時代にもバンドを支えた。ドゥービー・ブラザーズ一流のハーモニー・シンギングはぴったりと息が合い、演奏は完ぺき、バンドは絶好調だ。曲の合い間には、インタビュー映像がたっぷりと用意されている(演奏に集中したいユーザーのために、音楽のみのオプションもあり)。最後に付け加えておくと、本作の売り上げの一部は野生動物保護協会に寄付される。こうなると、ケチをつける余地なんてあるだろうか?(Sam Graham, Amazon.com)