小学生の時にリアルタイムと朝の再放送で見てました。すごく面白くて毎週みてましたラストは、やっぱりピーターパンは子供のままなんですね。少し寂しい気もします。子供の時はウェンディと一緒に大人になって欲しいって思ってました。でも大人になった今はピーターパンは永遠に子供でも良いんじゃないかなって思えます。
永遠の名作おすすめ度
★★★★★
世界名作劇場のとうとう最終回。
ダークネスとの戦いに決着がつき、ネバーランドに
平和が戻り、また前半のときのような、ほのぼのとした日常へと
戻るのかと思ったら、突然のウェンディ達とのお別れ…。
子供達が「お母さんと別れるのは嫌だ」と悲しむなか、ピーターパンだけは
「冒険がなくちゃウェンディもつまらないよ」「新しい冒険を見つけたら
迎えにいくよ」と最後まで彼らしさがでています。
その言葉を信じて待つウェンディに、胸にぎゅっとくるものがありました。
ディズニーとは違うピーターパンを見て欲しいです!!!
概要
永遠の子ども、ピーター・パンとその仲間たちが、「ネバーランド」で繰り広げる大冒険。ディズニーのアニメ版であまりに有名なジェームズ・M・バリの原作を、それに真っ向勝負する形でアニメ化した本作は、「世界名作劇場」15作目の記念作品(1989年放送)だ。
本作を特徴づけているのは、なんと言ってもなかむらたかしが手がけたキャラクターデザインだろう。『AKIRA』の作画監督などを手がけたことでも知られている実力派アニメーターである氏は、本作で、「明らかに日本のアニメキャラ」でありながらどこかしらバタくさい、魅力的なキャラクターを作り出している。
また、当時のアニメの流行を取り入れたダイナミックな表現が多用されているのも魅力のひとつ。ピーター・パンとフック船長の対決シーンでは、なんと「巨大メカ(!?)」まで登場するから驚き。結果的に、ディズニー版の楽天的な雰囲気とはひと味もふた味も違う、日本のアニメならではの見どころのある作品に仕上がっている。
なお、「完結版」ではすべて割愛されているが、本編の後半部分は、原作とは全く離れたオリジナル「魔女ダークネス編」となる。シビアさが極まるこの後半部分には賛否両論あるが、それもまた「世界名作劇場版ピーター・パン」の個性なのだろう。(安川正吾)