待ってました、ピーターパン☆おすすめ度
★★★★★
世界名作劇場のピーターパンが大好きだった私にとって、
この本の発売は、記念すべきものとなりました。
主題歌CDがついてくることもそうですが、(ちゃんと2番まで入っています)
あのアニメの話をこの値段で見る事ができるというのが嬉しかったです。
DVDの完結版では、ダークネス編という、アニメ独自のストーリーはすべて省かれていましたから、
アニメとしてのピーターパンをもう一度見たい!という方には、この本が一番のお勧めです。
残念ながら、イラストは、最初4P程に渡ってカラー印刷されているぐらいで、挿絵はありません。
イラストも一緒に楽しみたい方は、最近出版された、絵本のほうがお勧めです。
時にはこの本を読んで、ピーターパンのように、自由気ままな冒険をしてみてはいかがでしょう。
永遠の少年おすすめ度
★★★☆☆
成長をしない少年とみるか、それとも頼もしい少年とみるか。
ピーターパンの実態はつかめません。
ところで『ピーターパン』が書かれたのは大英帝国時代でした。
海外植民地の搾取の上で帝国は生きていました。
それならばネバーランドに行けるのは「先進国」の中で比較的余裕のある子どもだけでしょうか。
『ピーターパン』を読みながら、植民地主義のことを考えてしまいました。